相場展望~マザーズ先物導入・6月9日号

相場展望~マザーズ先物導入・6月9日号

日経平均は2000年4/24の30銘柄入れ替え以降は別物の指数です。ITバブル全盛期にIT銘柄を大量に採用しました。TDKアドバンテスト ファナック 京セラ エレクトロン 太陽誘電 松下通信などです。除外されたのは昔ながらの捕鯨・炭鉱・繊維株など低位株でした。発表から入れ替えまでには9日の猶予がありましたが、その間にIT値嵩株は天井を打ちました。

ソニーで16625が高値 TDKで17200が高値 アドバンテストで27940が高値 京セラで28000が高値 エレクトロンで20090が高値です。この時の高値を抜いた1万円クラブ銘柄はファナックしかないのです。しかしユニクロの57000によってあっさり更新しました。20833抜きはなかなか容易ではないと考えられましたが、その後に採用されたソフトバンク・ユニクロによって20952と高値を更新しました。ユニクロは61900・ソフトバンクは9320と採用時の時に比べて10倍近い値となりました。日経平均という指数をコントロールするには、ファナック・ユニクロ・ソフトバンクの3銘柄だけで20%を支配でき、エレクトロン・TDK・京セラ・明治H・日東電工の5銘柄をたすと50%近くを支配できます。外国人投資家は効率の良い取引で指数の上下を支配します。今や70%が外国人投資家によって動いています。間抜けな東証は高速取引でさらに彼らに便宜を図ります。

7/19からはマザーズ先物指数が導入されます。日経平均に先物が導入されたのは1988年9月3日でしたが、27000近辺であったのがわずか1年3ケ月で38957まで上昇しました。外国人投資家はマザーズ指数を動かす為に一握りの人気値嵩株に目を付けました。インベスC・ミクシィ・モルフォ・JIGSA・テラスカイ・そ~せい・アキュセラ・ブランジスタなどです。これらの株を集中的に集めるには、30銘柄入れ替えショックのような暴落が必要です。彼らは7/19に向けて支配玉をどれだけ集めるかだけを考えています。ここに列挙した人気株はバリュー株はほとんどなく、将来の売り上げ増加を見込んで買うグロース株が大半です。現時点で業績の裏付けが株価ほどない株ばかりですので、貸し株などによる売り仕掛け攻撃には脆く崩れます。

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