相場展望~ジャンクフード
平成26年8月7日号(相場展望~ジャンクフード)
欧米ではマクドナルドのハンバーガーなどはジャンクフードといいます。ジャンクとはガラクタ・屑という意味で、イギリスの食品基準庁はジャンクフードの定義を栄養価のバランスを欠いた、高カロリー・高塩分・または大量の砂糖などを含んだ食品としています。アメリカではマクドナルドやペプシコなどに訴訟が起き、12才以下の子供に対する一定の栄養基準を満たさない食品広告を自主規制しています。朝から晩までマクドナルドの宣伝が垂れ流されるのは日本位です。ビックマックに使われるパンはおいしく見せかける為に様々な食品添加物が入っています。フライドポテトはアイダホ産ばかりではなく、つぶされた原発跡地の農地で作られたものが流通した事がありました。安ければなんでも良くチキンナゲットの鳥肉は中国の工場で作らせて、流通させていました。
上海福喜食品の品質管理をしていた元従業員の男性が製造日の改竄を強要されたとして、内部告発をしましたが、逆に解雇され、損害賠償訴訟を起こしましたが裁判所が会社寄りの判決を下しました。この従業員はこの問題を地元のテレビ局に告発したようで、杜撰な食品工場内部が隠しカメラで撮られ、床に落ちたひき肉をそのまま戻すという映像が配信され、ようやく経営者などの逮捕となりました。
毒入りギョウザ・ダンボール入り肉まん・工業用食塩を使用した漬物と儲けの為なら、食の安全など考えない土壌がある中国で食品製造を委託する事自体、企業モラルに欠ける行いです。中国産の焼き鳥や鰻のかば焼きの異常な安さは、安全でない証拠とも言えます。これだけデタラメな食品を提供されて、日本で中国産食品の購入禁止運動であるチャイナフリーが叫ばれないのは、マスコミが健全でないからです。
この事件発覚後、まもなく、ベトナムニアル台湾系企業のシシャモに明らかに分かるように糞や殺鼠剤が入っていましたが、この犯人は親日の台湾ではなく、また日本に島嶼防衛面で接近しているベトナムの仕業でもないでしょう。日本が台湾やベトナムを疑うように仕向けた中国の工作員の仕業と考えるが妥当です。食べものを粗末にする国は必ず滅びます。