相場展望~狂った司法

相場展望~狂った司法

平成26年6月5日号 (相場展望~狂った司法)

戦争の犠牲者の85%は軍人でない民間人です。武士道精神などは皆無の欧米は最初から民間人を標的にする傾向があります。東京・名古屋大空襲や広島・長崎の原爆投下などはその典型であります。戦後、日本が再びアメリカの脅威とならない為に徹底した情報管理・教育面から洗脳工作をしました。大東亜共栄圏作りという聖戦を侵略戦争に貶め、ありもしない南京大虐殺容認に加担し、従軍慰安婦捏造にも一役買いました。日本が悪い事をしたから原爆を落とした、これを私たちは長らく正しいと思わせられてきました。ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラムというものです。

沖縄の石垣市・竹富島・与那国町は八重山地区と呼ばれ、一つの教科書を選択してきましたが、竹富島だけは、歴史認識の変更を記した育鵬社の教科書を取らず、ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラムに沿った東京書籍の教科書を採択し続けると宣言しました。歴史を曲げて記述するのは問題がありますが、どの国も自国を愛するような教科書を書いており、日本ほど今まで自虐的歴史観を持ち続けた国は稀です。司法試験に通り、検事から裁判官に登り詰めた人々の多くも、ウォー・ギルド・インフォメーション・プログラムに毒されています。アメリカに習い陪審員を採用し、司法取引も必要と考える人々が増えています。国益を無視した差し止め判決が乱発されだしました。福井地裁の大飯原発運転差し止め判決などは、電気料金の値上げによって廃業までに追い込まれる中小企業の事情などまったく考慮しない非科学的な暴論と言えるものでした。横浜地裁が出した厚木基地を利用する海上自衛隊の夜間飛行差し止め判決も狂っています。既に夜間飛行を自粛している自衛隊に法的な足かせをはめれば、不審船舶警戒や救難を支障をきたします。騒音の大半は米軍機にあるのに、こちらの差し止めは退けましたから、騒音問題は解消せずに、国土の安全だけが脅かされます。裁判官はアメリカがする事は許されるが、自衛隊がする事は許されないという誤った歴史観を根底にもっている人物という事になります。

沖縄・八重山地区の教科書問題がクローズアップされたのは、尖閣という島嶼防衛の最前線にある場所で反日的思想が蔓延する事を防ぐ為でした。中国は既に情報操作を意識し、大量のスパイを潜入させ、沖縄タイムズの社説を自分の都合の良い方向に書かせています。日本人の心の中の敵を一掃する事が急務です。

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