相場展望~靖国参拝

相場展望~靖国参拝

平成26年1月10日号(相場展望~靖国参拝)

お正月になると誰もが神社や仏閣に初詣でをします。神にこの世に生かされている事に感謝し、ご先祖様に加護されている事に感謝するからです。近隣の神社は氏神様として尊ばれます。神社といっても祀
られている神様は様々で、亡くなった人の霊を慰める鎮魂社もあります。

太宰府や天満宮の天神様は菅原道真、神田明神は平将門を祀ります靖国神社も元は戊辰戦争の戦死者を祀るもので、その後、日清戦争・日露戦争・大東亜戦争で国を守るために尊い命を捧げられた246万6千柱の方々の神霊が、身分・勲功、男女の別なく、すべて祖国に準じられた尊い神霊として祀らています。

安倍首相が就任1年目の節目で参拝されましたが、伏線がありました。故郷の松陰神社(吉田松陰も靖国に祀られています)に参拝をし、ついで硫黄島に慰霊に行き、滑走路の下の遺骨収集を命じました。南太平洋のパプアニューギニア・ソロモン諸島などに今後も歴訪するのは慰霊と遺骨収集の道筋をつける為です。過去靖国を参拝した首相はすべて長期政権です。中曽根康弘しかり、小泉純一郎しかりです。それは靖国に祀られている二人の首相だけでなく、246万6千の霊が味方をするからでもあります。

中国が参拝に干渉するようになったのは中曽根康弘内閣の60年8月15日以降からです。これには反日新聞である朝日新聞のA級戦犯合祀批判の売国社説が起因しています。侵略戦争史観を植え付けたのは米国であり、ジュネーブ協定に違反して、民間人を対象とする無差別空爆・二つの原爆投下、靖国問題に戦犯を持ち出されては不都合なのです。

靖国参拝に反対する国の共通点は捕虜や民間人に危害を加えないというハーグ陸戦条約を守れない劣等国であるあると共に、ウェストファーレン条約を守れない国でもあります。
ウェストファーレン条約は英語読みでウェストファリア条約とも言われますが、この条約はカトリックとプロテスタントとの間に30年間も続いた戦争に終止符を打ったもので、神聖ローマ帝国からの独立を勝ち取ったという側面よりも、他国の宗教には干渉しないという基本が決められた条約です。
靖国に参拝するなというのは文化・宗教に対する内政干渉です。中国の言いなりになって靖国に参拝できない時は円高株安で国内が空洞化し工場は中国に移転しますが、参拝すれば、円安株高となって、国内に工場が回帰します。中国が参拝後反日デモを認めないのは、日本企業が本気で中国から退去する事を恐れた為なのです。

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